Introduction病棟紹介

5B病棟

診療科

循環器内科 心臓血管外科

主な疾患

心不全、虚血性心疾患(心筋梗塞、狭心症)、不整脈、弁膜症、心筋症、動脈疾患(大動脈瘤、大動脈解離、閉塞性動脈硬化症)、肺血栓塞栓症、深部静脈血栓症

病棟の特徴

5B病棟はハートセンター(循環器内科、心臓血管外科)病棟です。循環器内科の検査・治療、心臓血管外科の手術、心不全・狭心症などの緊急性の高い患者さんが入院されます。また、高度救命救急センター病棟に救急搬送・緊急治療された患者さんが超急性期を脱した後の受け入れも行っています。急性期治療の継続、病状の観察・看護のほか、退院後の生活に向けての教育・指導も重要な看護の役割です。退院後も継続したセルフケアが必要なため、多職種と連携し個々の患者さんの背景やニーズに合わせた看護が提供できるように努めています。
すべての患者さんに心電図モニター観察ができる環境であり、心電図モニター波形の観察、異常発見と対応は重要な看護のひとつです。不整脈の発見は難しいと思うかもしれませんが医師も読み取り方を教えてくれるので数多くの症例を見て学ぶことができます。
また、フットケア外来の入院患者も増えており、循環器内科が閉塞性動脈硬化症の血管内治療、形成外科・皮膚科が下肢潰瘍の治療、腎臓内科が血液浄化治療、認定看護師・専門看護師も含め、カンファレンスや連携した治療と生活支援を行っています。

病棟独自の勉強会

  • 1.循環器看護特有の検査・処置など(心電図モニター管理、十二誘導心電図、CAG、PCI、ペースメーカー等)
  • 2.看護業務関連(入院、退院、離床センサー、酸素吸入等)
  • 3.急変対応
  • 4.医師による疾患治療に関する勉強会(心不全、手術等)

目指せる看護師像

循環器看護のジェネラリスト、心電図モニター観察を習得・得意とする看護師

新人教育におけるポイント・気を付けていること

週毎・月毎に担当する患者さんの検査・治療などを決めて、勉強会で学んだあとに実際に患者さんを担当することで、知識・技術を習得していきます。看護師個々に合わせて、本人と相談しながら段階的に進めていきます。
フォローする先輩を日々決めて相談者・指導者がわかるようにしています。プリセプター、アソシエイトの先輩と同じ勤務の機会をできるだけ設けるようにしています。

病棟の自慢したいこと・アピールポイント

循環器看護を希望してくるスタッフが多く、看護師だけでなく医師に聞き教えてもらう機会がたくさんあります。心電図モニターの観察にも強くなれますよ。
検査介助や日常生活援助が必要な患者が多くおりますが、看護師、看護補助者と協力連携してみんなで看護業務を行っています。