Introduction病棟紹介

高度救命救急センター病棟

診療科

救急診療科 他 全診療科対応

主な疾患

広範囲熱傷、 四肢切断、急性中毒等の特殊疾病 急性呼吸不全 急性心不全 ショック 重篤な代謝障害 大手術を必要とする状態 救急蘇生後 外傷 破傷風 など
災害時には医療拠点となる基幹災害医療センターとしての役割も果たします。

病棟の特徴

千葉県で2施設目となる「高度救命救急センター」に指定されました。
2005年の開設以来、地域の救急医療の”最後の砦”として、チーム一丸となって取り組んでいます。高度救命救急センターの使命はそのままに、来院されるすべての患者さんを診察する「北米型ER診療」を掲げ、年間約2万人の救急患者さんが来院されます。
高度救命救急センター外来で処置治療が行われ、重症度に応じて高度救命救急センター病棟に入院されます。病棟では外来部門との連携を強化し、連続した高い看護を提供しあらゆる年齢層の患者さんとご家族が安心して治療に専念できるよう心がけています。/p>

病棟独自の勉強会

救急看護は高度な看護スキルが求められます。そのため、緊急時の応急処置、酸素療法、人工呼吸器の取り扱い、心電図の解釈などは OJTを中心に学んでいきます。またチーム医療の一員として他職種と連携する能力も学びます。

目指せる看護師像

幅広い疾患・症状で、その緊急度・重症度も高いため、看護師にも迅速な判断力、幅広い知識、レベルの高い救急処置のスキルが求めれます。継続した学習と実践で自身のスキルを磨くことで、クリティカルケア認定看護師や、急性重症患者看護専門看護師、災害支援ナース、各種学会・協会などが認定する資格や研修制度などクリティカルケア領域のスペシャリストを目指すことが可能です。

新人教育におけるポイント・気を付けていること

緊急性が高い現場であり、時に複数の患者さんの対応に追われることもあります。救急医療は、生死にかかわる場面も多い現場のため心とからだの安定が大切です。休日は、趣味やリフレッシュなど十分な余暇が過ごせるようワークライフバランスを大切にしています。個々の成長に合わせたステップアップを心がけています。

病棟の自慢したいこと・アピールポイント

いつ患者さんが搬送されるかわからない救急医療の現場では、一般病棟のように1日の仕事の見通しが立てにくい場合が多いです。患者さんの命を救うために、1分1秒を争うシビアな場面でもあります。そのような状況下でもパニックにならず、患者さんの状況を判断し患者さんやご家族に寄り添った看護が提供できるよう、倫理感を失わない姿勢と環境を大切にしています。