Concept地域の中核病院として
浦安市と周辺住民の方々に
良質の医療を提供し、
地域医療の発展に
貢献します。

01地域連携Regional Cooperation
当院は地域医療支援病院として、地域の紹介患者さんや救急患者さんを受け入れ、地域医療の中心的な役割を担っています。安全で高度かつ専門的な治療を提供し、患者さんが住み慣れた地域で希望する医療サービスが受けられるよう、地域の医療機関・施設と連携します。
また、地域医療従事者との顔の見える連携のため、「地域連携フォーラム」や「地域多職種連携連絡会(むすびの会)」、市民や患者さんへ健康啓発のため、「市民公開講座」を開催するなどして、地域とのつながりを大切にしています。

02多職種連携Multidisciplinary cooperation
地域の基幹病院としての機能を維持していくために、15のセンターを設置して、複数の診療科や多職種で「チーム医療」を行っています。
内服薬の管理やリハビリテーションの推進、栄養指導・療養指導などを行い、入院時から退院後の生活を見据えた多職種連携を行っています。
順天堂大学浦安病院では様々な職種の方が「チーム医療」として連携し、日々の業務にあたっています。
看護師が関わるチーム医療
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RST 呼吸器サポートチーム
(Respiratory Support Team)人工呼吸器を使用している患者さんの「早期の人工呼吸器離脱」および「呼吸療法の質や安全の向上」を目的に、医師・看護師・臨床工学技士・理学療法士・口腔ケアチーム で活動しています。
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NST 栄養サポートチーム
(Nutrirtion Support Team)栄養障害の状態にある患者さんや栄養障害の状態になることが見込まれる患者さんに対し、患者さんの生活の質の向上、原疾患の治癒促進及び感染症等の合併症予防等を目的とし、栄養管理の助言や提案を行います。
医師、管理栄養士、看護師、薬剤師、検査技師、リハビリテーション、口腔ケアがそれぞれの専門性を出し合う多職種チームです。 -
RRT 急変時対応チーム
(Rapid Response Team)RRS(RapidResponseSystem)の「急変の数時間前には前兆がある」ことに着目し、RRSの要請がきたら、病棟で全身状態が悪化するリスクのある患者さんに対して医師、看護師のチームで早期介入を行い、予期せぬ心停止の回避を目的として活動をしています。
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排尿ケアチーム
頻尿や尿失禁・尿閉などの排尿障害は患者さんのQOLや自尊心の低下に繋がります。そのため膀胱留置カテーテル使用後の排尿問題を抱える患者さんに対し、泌尿器科医師や、看護師、理学療法士、薬剤師などがそれぞれの得意分野を活かし排尿自立支援を行います。
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フットケアチーム
6つの診療科、管理栄養士、理学療法士など多職種で構成されたチームです。「足を守る」ためにカンファレンスを開催し、治療内容やケアの方向性について話し合っています。糖尿病看護認定看護師、皮膚・排泄ケア認定看護師が参加しており、足のケアを通して、患者さんのセルフケア支援につなげられるように活動を広げているところです。

0324時間365日、
最重症救急患者に対応24/365
当センターは千葉県で2施設目の高度救命救急センターに指定され、高度な専門性を要する重症救急患者を多数受け入れると同時に、地域住民の健康を守るため、重症度を問わずすべての救急患者に対応する「断らない救急」を実践しています。ER型救急外来を基盤に、内科・外科系救急から小児救急、重度外傷、急性中毒、心筋梗塞、脳卒中まで幅広い疾患に24時間体制で対応。各診療科の専門医と緊密に連携し、看護師を含む多職種が協力するチーム医療を推進しています。地域医療の「最後の砦」としての責務を果たすべく、日々質の高い救急医療の提供に努めています。
■キーワード

04周産期医療Perinatal Maternal and Child Health Care Center
2011年1月の開設以来、近隣産婦人科からの母体搬送、院内および近隣産婦人科で出生した新生児の入院受け入れを積極的に行っています。赤ちゃんがお母さんのおなかにいる時から安全かつ最良の治療が提供できるように、産婦人科・小児科・小児外科の各診療科が24時間365日体制で連携して治療方針を決定しています。現在、新生児病棟にはNICU(新生児特定集中治療室)9床、GCU(新生児治療回復室)15床の計24床を有し、新生児診療を行っています。

05地域がん診療連携拠点病院Cancer Treatment Center
2007年4月に施行された「がん対策基本法」に基づき全国どこでも「質の高いがん医療」を提供することを目指して、都道府県による推薦をもとに厚生労働大臣が指定した病院です。手術、放射線治療、薬物療法を効果的に組み合わせた「集学的治療」を提供する体制を整備しています。地域の医療機関から紹介されたがん患者さんの受け入れを行ったり、がん患者さんの状態に応じて地域の医療機関へご紹介を行ったりするなど、地域医療連携を推進しています。

06各種専門センターVarious Specialty Centers
当院は17のセンターを設置し、複数科・多職種によるチーム医療を展開しています。「がん」や「急性心筋梗塞」「脳卒中」「周産期医療」などの地域の拠点病院としての機能を高めながら、あらゆる疾患にも対応できる地域に根付いた基幹病院として、また、千葉県の中核病院として、行政からも非常に頼りにされている病院です。 当院は17のセンターを設置し、複数科・多職種によるチーム医療を展開しています。「がん」や「急性心筋梗塞」「脳卒中」「周産期医療」などの地域の拠点病院としての機能を高めながら、あらゆる疾患にも対応できる地域に根付いた基幹病院として、また、千葉県の中核病院として、行政からも非常に頼りにされている病院です。
外傷・再建センター
一般的には不可能な局所の損傷が大きく複雑な重度四肢外傷難治例や変形・後遺症や長期経過した慢性感染症などの難治性症例の治療でも、骨・軟部組織の移植を駆使した再建を行っています。
重症四肢外傷(多発外傷、四肢の開放骨折、切断肢など)に対し、初期治療から機能再建まで一貫した治療を提供する専門組織です。骨折治療や、末梢神経損傷治療に精通した医師が常駐しており、一般的な骨折症例や末梢神経治療にも柔軟かつ確実に対応しています。
脳神経・脳卒中センター
ニーズに応える脳卒中の中核病院として、最新の医療を提供すべく2012年に開設されました。脳神経疾患の中でも最も頻度の多い脳卒中の予防、診断、治療を包括的に実践することは、健康寿命の延伸としても大きな課題です。
脳卒中の拠点病院として、最新の医療を提供すべく2012年に開設。高齢化に伴いパーキンソン病や認知症も増加しており、脳卒中をはじめとしたすべての神経疾患を対象に、脳神経内科と脳神経外科が協力体制のもとで診療を行っています。
手外科センター
整形外科、形成外科・再建外科、膠原病・リウマチ内科、小児科が共同して治療にあたり、高度で質の高い治療を提供できる体制を整備しています。的確な判断をし、保存治療、手術治療、リハビリテーションを行うことで、高度で最先端の医療をお届けすることが責務と考えています。
身体機能検査センター
生体に関する検査を集約し中央管理することでより効率的で機能的な検査が実施できるよう、中央採血室、生理機能検査室を統合し、新たな機能・設備を加えて2023年に発足しました。採血・採尿、心電図検査、呼吸機能検査、脳波検査、神経電気生理検査、腹部超音波検査、体表超音波検査、足関節/上腕血圧指数測定、網膜電位図、人間ドックなどを行っています。
その他のセンター
センターこども救急
センター救急プライマリー
ケアセンターがん治療
センター血液浄化
センターハートセンター周産期母子医療
センター内視鏡
センターリプロダクション
センタースポーツ医学
センター健康推進
センター膠原病・リウマチ
センターフットケア
センター